ユーザー登録で簡単エントリ-
 

土木の仕事内容は?きついのは本当?よくある疑問を解説

    全般

土木工事の仕事には、どんなイメージを持っているでしょうか。

きつい仕事という印象はあっても、具体的なイメージを思い描けない方も多いです。

この記事では仕事内容や実際の労働環境について、「きつい」と言われる理由を含めて解説していきます。

 

■土木工事とは?

 

土木工事とは建築物を建てること以外の、公共インフラを建設・維持・修繕するための工事全般を指します。

公共インフラを整備する工事には、下記のようなものがあります。

いずれも社会の基盤となる、重要な役割を担っています。

 

・道路工事

新しい道路の設計・建設を行う新設工事のほか、既存の道路に対して補修や舗装も行います。

空間の整備・バリアフリー化のほか、狭くて車両が通りづらい・見通しが悪いなどの問題を解消するため、道路の幅を広げる改良工事などを行います。

 

・橋梁工事

 新しい橋の設計・建設を行う新設工事や、点検や補修・補強を行う維持・修繕工事を行います。

 

・トンネル工事

新しいトンネルの掘削、内壁の構築を行うほか、既存のトンネルの補修、安全対策も行います。

 

・ダム工事

設計、建設を行うほか、既存のダムの点検、補修、改修を行います。

 

・河川工事

河川の護岸を整備し、洪水や浸食を防止する護岸工事が特徴的です。

水位や流量を管理する堰や水門の建設も行います。

 

・下水道工事

新しい下水道管の敷設をするほか、ポンプ場の建設を行います。

既存の下水道管の補修・清掃・更新を行います。

 

■土木はきつい仕事?主な理由と実情

 

主に以下のような点に対して、「きつい」と感じる人が多いです。

 

・資材の運搬等、肉体労働が伴う作業が多いこと

・屋外の作業が主なため、気温や天候の影響を受けやすいこと

・勤務時間の変動や、現場への移動が多いこと

・危険が伴う作業があることから、安全管理のために緊張感を持つ必要があること

 

しかし、それだけが土木工事のすべてではありません。

「きつい」と言われる要素の改善・魅力の向上のため、変化を続けている業界なのです。

 

近年、労働環境の改善に力を入れている企業が増えています。現場の状況と折り合いをつけながら、労働時間の短縮や休暇の取得を促す方策が取られています。社会的なこの流れによって、年齢や性別に関わらず働きやすい環境へと変化しています。

 

土木工事はチームで進める仕事ですから、コミュニケーションに力を入れている企業が多いです。社内イベントなどで交流を促し、社員同士仲の良い職場も多いです。

 

常に需要の高い職業であり、安定した収入が期待できるというところも重要です。さらに資格を取得することで、さらなるキャリアアップを目指すことも可能です。

 

このように、大きな変革の中にある業種である、というのが土木工事の仕事の実情なのです。

 

■土木の仕事に向いている人は?

 

土木工事の仕事に向いている人の特徴を解説します。

もちろん、実際に仕事に取り組んでいく中で身に付いていくスキルや心構えは多くあります。以下のすべてに当てはまらなくても、土木工事について深く調べることを諦めずに、求人情報を探していくことが重要です。

 

・挑戦心がある人

土木工事の現場は日々変化します。様々な環境・状況に前向きに取り組む姿勢がある人は、現場で活躍できるでしょう。初めての作業に対しても積極的に挑戦する意欲があれば、自然と技術や周囲の評価がついてきます。

 

・忍耐力がある人

天候や作業環境などによって課題が発生した場合にも忍耐強く取り組める人は、現場でも信用を集め、重用されます。

チームで行う土木工事において、信用は非常に大切です。課題に対しコツコツと向かっていくことができる人は現場の雰囲気を良い意味で引き締めてくれますし、その雰囲気が成果にも繋がっていきます。

 

・安全意識が高い人

工事現場は常に危険と隣り合わせです。そのため、安全対策を軽視せず、注意深く作業に取り組むことが大切です。高い安全意識は自分自身だけでなく、同僚や現場周辺の住民の安全を守ることにも繋がります。

 

・コミュニケーションを大切にする人

現場の作業では、他のメンバーとの情報共有や協力が不可欠です。得意・不得意に関わらず、コミュニケーションを大切にできる人は現場でも活躍できるでしょう。

また、先輩や上司とも積極的に関わることで、アドバイスや指導を受ける機会が増えていきます。伝わる話し方・相手が話しやすい聞き方を考えることは、自分自身の成長にも大いに役立ちます。

 

■最後に

 

この記事では、土木の仕事内容・「きつい」イメージの理由と現状・向いている人の特徴といったよくある疑問についてお答えしました。

 

土木工事の仕事は、インフラ整備を通じて社会に大きな貢献をする役割があります。確かに、体力や技術は求められますが、その分多くのやりがいや成長の機会が得られます。挑戦する意欲・チームワークを大切にする姿勢があれば、未経験者でも十分に活躍できますし、土木工事を通じて身につけられる素養は、日常生活でも大いに役立ちます。

 

土木工事の現場では労働環境の改善へ向けて様々な工夫がされているため、近年では徐々に働きやすい環境へと変化していっています。

「きつい」というイメージだけで敬遠せず、その魅力ややりがいに触れてみることをおすすめします。

 

JOBターンでは、土木工事・建設業の求人を紹介しています。下のリンクから、ぜひ様々な求人と出会ってみてください。

土木工事の求人は→【こちら】

建設業の求人は→【こちら】